ワイパーを立てて駐車している車を見かけたことはありませんか?
実は北陸などの雪国では当たり前の光景だそうです。
一見何のために立てているかわからないワイパーですが、
このワイパーを立てることは
きちんと合理的な理由があったのです。
今回はワイパーを立てる理由についてご紹介したいと思います。
1.フロントガラスとワイパーのゴムの間に砂やホコリが溜まるのを防ぐ
フロントガラスとワイパーのゴムの間にはごみが溜まりやすいです。
ごみが間に挟まったままワイパーを動かすとフロントガラスが傷ついてしまう可能性があります。
2.ワイパーゴム・ワイパーブレードの変形を防ぐ
ワイパーゴムはワイパーブレードから均等に圧力が加わることでむらなく水かきできます。
ワイパーを寝かせたまま放置しておくと、圧力がかかり続けることになるので
ワイパーゴムが変形してしまいます。
また、ワイパーゴムと同じようにワイパーブレードにに圧力がかかり曲がってしまいます。
他にも夏と冬で違う理由になることもあります。
【冬にワイパーを立てる理由】
・ワイパーゴムが凍り付いて動かなくなるのを防ぐ
・雪の重みでワイパーが破損するのを防ぐ
・雪が降った時の目印
※昨日おとといの北陸の雪の様子です(^^;)
こんなふうに、ワイパーが大雪の中でも目印になることがあります!!
ワイパーがなかったらすっぽり車が雪に埋まってしまっていて
何がなんだがわからない状況ですねw
【夏にワイパーを立てる理由】
・フロントガラスが高温になってワイパーゴムが溶けるのを防ぐ
・フロントガラスにワイパーゴムの跡がつくのを防ぐ
ワイパーゴムは熱に弱く、真夏の炎天下では溶けてしまうこともあります。
溶けたワイパーゴムがフロントガラスなどにつくと大変そうですね。
年中ワイパーを立てておくことでワイパーの寿命が延び、お財布にもやさしいです。
駐車中などワイパーを使わないときは立てておいてみては??!(^o^)